セレモニーとは、感謝や祈りを通して宇宙と繋がる一つの様式であるとお伝えしました。

宇宙と大地と繋がり、全体性からの(宇宙的な)視点を持ちながら生きるのが本来の人間の生き方ではないかと思います。

さて、ケルティックセレモニーは、古代ケルトの伝統を取り入れたセレモニーですが、ケルトだけでなく他の伝統も(世界中の多くの神々の存在を認め)取り入れています(古代ゲルマン、ギリシア、ローマ等々)。(↑上の絵は、豊穣の女神デメテル。紀元前300年位前のものとか。)

他の伝統も入ってもいいものなの? と思われるかもしれませんが、ケルティックセレモニーは、ウイッカでもあります。考え方として、自然のあらゆる神々を神聖視し、天津神、国津神、八百万(やおろず)の神々を奉る、日本の神道と同じであると言えます。

では、ウイッカとはどんなもの?

ウイッカ(Wicca) は、20世紀に興ったペイガニズム(キリスト教以前の古い多神教)の復興の一種で、欧州古代の多神教的信仰、特に女神を主神として崇拝するものです。

ウイッカの大もとはケルトやゲルマンであり、古代ケルトはキリスト教以前のものですから、ゲルマンの伝統の冬至(ユーレ)が先に祝われていて、後からキリスト教もその時期をクリスマスとして祝うようになりました。

10月31日のハロウィーンもケルトのサーウィンの祭りとして、また、2月2日のキャンドルマスもケルトでは、インボルクとして等々、キリスト教に先だってのケルトの祝日であったわけです。

この古く長い自然崇拝の歴史を通して、神、自然、宇宙に通じる道を人々はたゆまず模索して来たことがわかります。世界に存在する全てに対して感謝、調和の心と共に。

さて、ウイッカは春分、夏至、秋分、冬至を祝います。これは、ケルト伝統であり、日本でも、また世界中のあるゆる伝統でも大切な説目としていますね。

ケルトの場合は、それぞれの中間の時節にさらに Beltane、 Lammas、Samhain、Imbolc と呼ばれる祝祭を開きます。これを年8回の太陽の祭、サバトと呼びます。

サバトは明るく楽しくパワフルです。宇宙的な大きなエネルギーが流れ、地域にアバンダンスをもたらします。また、参加者にとって、1回のサバトセレモニーのパワーは、半年ほど続きます。

また、満月や新月はエスバットと呼ばれ、太陽の祭りに対して年13回の月の祭りで、これも重要視されます。エスバットの方は、どちらかと言うと、内省的になり深く自分や人生を見つめなおしたり、アルケミーによるマジカルワークを行ったりします。エスバットは、比較的個人的に行う場合が多いようです。

※季節の祝祭の詳細はこちらをご覧下さい↓

サバトの祝祭(太陽の祭)

エスバットのリチュアル(月の祝祭)

※ウイッカ(ケルティック・シャーマニズム)の学びです↓

ケルティックシャーマニズムWicca

ケルティックセレモニーの過去記事

ケルティックセレモニーを季節のセレモニーとして続けていくと、心身のバランスが整ってくる方は多いのですね。それは、感謝と調和の道の実践の為とも言えましょう。またさらに素晴らしいことには恩寵の為とも言えます。

次回は、ケルティックセレモニーに参加の仕方、開催の仕方のお話をさせていただこうかと思います。ご期待下さいね♪