シルフは、鳥の姿を愉悦しています。
しかしシルフは、宇宙の秩序によって、
鳥になることを押しとどめられています。
シルフは別の課題を持っているからです。
シルフは愛の中で、
植物に光をもたらすという課題を持っています。
中略
シルフ(空気の精)に注目しましょう。
一年の経過の中で、鳥たちが死にます。
死ぬ鳥たちは霊化された実質を有し、
その実質を高次の世界に渡すことによって、
地球から上方に到りたいと思っています。
しかし、そのためには仲介者が必要です。
その仲介者がシルフです。
「天使たち妖精たち」ルドルフシュタイナー著
シルフは死ぬ鳥たちからやってくるアストラル実質を受け取り、
それを憧れをもって高みにもたらします。
そのときあこがれをもって、
天使に呼吸されようと自らをさしだすのだそうです。。
ウンディーヌもそうですが
シラフは死んだ時に初めて、天界でさらに生きつづけ
いわば永遠のなかにはいっていくことを知っているからですね。
元素霊・妖精たちの生きる形態もルールも
人間とは異なるものですが
元素霊たちは人間よりも宇宙のことわりを迷わずにそのまま生きます。
人間にはなぜ迷いがあるのか・・大きなテーマです。