水の妖精
ウンディーヌは
グノームのような
目覚めた存在に対して
絶えず夢を見ています。
そして「宇宙の科学者」
と呼ばれています。
ウンディーヌの本質は
グノームとは異なり
霊的な器官を
宇宙に向けることではなく
湿気元素の中に現れる
宇宙の活動に没頭することなのだとか。
以下は、ウンディーヌの植物へのはたらきかけです
彼らは水のエーテル元素の中に生き、泳ぎ、漂っています。
グノームが植物を上方に押しやります。
ウンディーネがあらゆる側からやってきて、夢見るような意識の中で、
宇宙の科学者として植物の周りを漂います。
ウンディーネの夢が宇宙の科学であり、葉を出発点として、
素材の結合と分離を、植物のなかで引き起こします。
ウンディーヌの夢という不思議なものに包まれ、
植物は成長していきます。
「天使たち妖精たち」ルドルフシュタイナー著より
ウンディーヌが夢見るだけで植物は成長していくなんて
すてきな表現だと思います。
霊的なものをあらわすのにはこんな表現になるんでしょう。
水の精は魚全てに対して過敏で
なぜなら魚の形姿が彼らを脅かすから。
彼らは絶えず変容したいために
時折、魚の姿をとっても、魚になるのを必死で避けているとか。
絶えず変容していく
それが水の元素の本質。
わたしたちの人生にも水の要素がうまく働いていれば
感情の流れもスムースで凝り固まることなく動いていけますね。
ただ水の要素が強すぎる人は、お金もどんどん出して(流れて)しまいますが。。