質問者:この身体が終わるまで続くと言われているプラーラブダ・カルマを、身体が存在する間に克服することができるでしょうか?
マハルシ:できる。カルマは、身体と真我の間に生じた自我と呼ばれる行為者に依存している。自我がその源のなかに溶けて姿を消してしまえば、それに依存しているカルマも生き残ることはできない。それゆえ、「私」がないところにはカルマもない。
生きているうちにカルマから離れ
自由自在な領域に行かれますか?という
質問に対して
ラマナマハリシは
自我がその源(真我)のなかに溶けて姿を消してしまえば、
それに依存しているカルマも生き残ることはできず、
それゆえ、「私」(自我・エゴ)がないところにはカルマもないと答えています。
これは幽霊の姿見たり枯れ尾花・・
(あ、ちょっと違うかもですが)(笑)
つまり、カルマは自我が作り出した幻影なんだよ
だから、本当の自己(真我)に帰れば幻影(カルマ)は
消えるんだよと言っています。
しかし、人生は何が幸いするかわかりません
今現在が恵まれている環境、人生を送っている人々には
カルマから解放される機会が訪れにくく
(安楽であれば、そこにまだいたいと思うからです)
今現在逆境にいる人々や辛酸を味わい尽くした時には
カルマからの解放が早いかもしれません。
(どこにも身の置き場のない人生から逃れるために
ハート・真我の道を選ぶことになれば)
でも、どの人生、どの状況にいたとしても
全ての人が祝福されているし
いずれは本当の自己(真我)へ帰っていくという
ことには間違いありませんね。
私は早く帰りたいと思いますが~
せっかちなので(笑)