画像ヨガを、ん~十年やっているのですが
そのきっかけとなったのは
「感情や思考のコントロールをしなかったら
私はバラバラになってしまう~~」と思った
24歳のある日がきっかけです。

ヨガを始めて
そしてずっと続けて良かったと思うのは、
「思考を滅する」方法を学べたこと。
体位法、呼吸法、そして瞑想を通じてです。

この人生において覚醒や、
宇宙に通じる
自己の本質を見出していくには
瞑想的な状況において
「思考の停止」が必要です。

チベットのリンポチェ、
チョギャム・トゥルンパは著書の中でこう述べています。

瞑想の修行では
正しい姿勢で座ったら、次に、
自分の呼吸に注意を向ける。

呼吸をする時も
しっかりとそこにいること、
間違いなくそこにあることだ。

意識が呼気と共に出て行って、
息が空気中に溶けていくと、
自然と吸気が起こってくる。

 中略

と、そこに避けがたいものがやってくる 思考だ!

 中略

何について考えているかは問題ではない。
座る瞑想をしている時は、
極悪非道なことを考えていようと、
いずれもたんなる思考にすぎないとみなさなければならない。

思考に徳が高いとか罪が深いとかの違いはない。
あなたは父親を殺すことを考えているかもしれないし、
レモネードをつくってクッキーを食べようと考えているかもしれない。

どんな思考もただの思考なのだから
たんに「これは思考だ」とレッテルを貼って、
自分の呼吸にに戻ってきなさい。

「思考だ」と言って、呼吸に戻る。
「思考だ」と言って、呼吸に戻る。

    「シャンバラ 勇者の道」 チョギャム・トゥルンパ著より

瞑想を続けていくと
3次元どっぷりの思考は
やさしくシフトしてゆき、

日々のゴタゴタした思考や
人間としての苦悩はあっても、

天と地に守られ
必要なもの
全てを与えられていて

すべてはこのままで
オーケーであると思えてくるのは
とても素敵なことだと思います。